精密塗布・加工による自動化技術
電気自動車(EV)バッテリー製造の自動化で
リードタイムの短縮と生産効率向上を実現
材料のムダを最小限に抑制しコストを削減
自動化技術で需要の拡大に伴う増産体制の構築も可能
部品からエネルギー貯蔵ソリューションまで
バッテリー製造をまるごとサポートします
ノードソンの精密塗布技術ソリューションは、あらゆる段階において
電気自動車(EV)のバッテリー製造の生産工程を改善します。
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構成部品製造
正極、負極、
電解液、バインダー、
セパレーターの生産 -
セル製造
リチウムイオンセル
(パウチ、角型または円筒形)の
生産とアセンブリー -
モジュール生産
電子管理による
単一セルの
大きな
モジュールへの統合 -
バッテリーパック
アセンブリー電源、放熱、および
温度管理機能を
備えた
バッテリーパックへの
モジュールの統合 -
プロダクト
インテグレーション世界中の電気自動車、
再生可能エネルギー、
貯蔵ソリューションに搭載
ノードソンの
自動化技術
ノードソンは電気自動車用バッテリー製造に
おける自動化技術により
接着剤、コーティング、シーラント剤、熱伝導材料等の
高精度で効率的な塗布を可能にします。
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アプリケーション「モジュール接着」
- ・両面テープでのセル貼り合わせを接着剤自動塗布に変更することによる
生産性の向上 - ・省人化によるコストの削減が可能
- ・両面テープでのセル貼り合わせを接着剤自動塗布に変更することによる
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アプリケーション
「シール・ガスケッティング」- ・パッキンを使わないことによる材料費の削減
- ・ケースカバーの形状変更に柔軟な対応が可能
- ・省人化によるコストの削減が可能
バッテリー製造工程の
自動化により
拡大する
バッテリー製造需要に対応
電気自動車(EV)の需要拡大に伴い、
バッテリー製造の生産性向上は
重要な課題となっています。
日本においては、手作業での
作業工程が残る部分がまだ多くありますが、
これを自動化することでビジネスチャンスを逃さず、
需要の増加に最大限対応可能となります。
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コストリダクション
製造工程そのものを自動化することにより、人力で行っていた作業で発生していた材料のロスや必要人員を削減することができます。
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リードタイム短縮
自動化により素早く精密塗布が可能となるため、従来のリードタイムを短縮し、生産性を引き上げることができます。
実績
世界で100万台以上の電気自動車(EV)に電力を供給している
バッテリーメーカートップ10はノードソンの自動化技術を採用しています。
飛躍的に電気自動車(EV)のバッテリー製造工程では
生産効率化が進んでおり、ノードソンの自動化技術が寄与しています。
ノードソンは、世界35カ国以上に拠点を持つグローバルカンパニーです。世界中の製造拠点に、業界最高水準の製品とサービスをご提供いたします。
ノードソン株式会社は、米国ナスダック市場に上場のノードソンコーポレーション100%子会社として1969年に日本市場でビジネスを開始しました。
50年以上にわたり、接着、コーティング関連機器のマーケットリーダーとして、日本のお客さまとのパートナーシップを築き、世界標準の技術をお客さまのあらゆるニーズに合わせてご提供いたしております。
バッテリー製造自動化のメリット
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工程管理の効率化複雑形状なワークへの塗布や段取りの変更等は、人が実施する場合は教育等も都度行わなければならず限界がありますが、ロボットによる作業とすることで容易に実施することが可能です。
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品質安定両面テープによるばらつきの低減や不安定な放熱剤塗布の安定化など、再現性の高い安定した液体の塗布が可能です。そのため、不良品率を削減し高品質な整品を量産することができます。
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コスト削減手作業の工程の削減による人員削減や、高精度塗布による材料のロスの削減により、生産コストを抑えることが可能です。
課題を解決するアプリケーション
お客様の課題
1.工程管理
- ・複雑形状なワークへの塗布
- ・煩雑な段取り替え
2.品質
- ・オーバーコート
- ・エアー噛み込み
- ・両面テープによるばらつき、
貼り合わせ後のギャップ - ・不安定な放熱剤塗布
3.コスト
- ・手作業による作業工数の増加
- ・材料のムダ
これらの課題を解決する
ノードソンアプリケーション代表例
- セパレーター成膜
- 電解液充填
- セルスタッキング
- パックアセンブリー
- 正極/負極材、
セパレーター接着 - パウチセルエッジ
保護・折り込み - モジュール接着
- シール・
ガスケッティング
世界の動向
市場ベース予測:xEVタイプ別車載用LiB世界市場規模推移・予測
注1︓2022年は見込値、2023年以降は予測値、2030年の前年比は2025年対比
注2︓乗用車及び商用車のマイルドハイブリッド車(SSV、12V、48V)、ハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、電気自動車(EV)に搭載されるLiBを対象として、
2021年まではLiBが搭載されたxEVのメーカー出荷ベースで、2022年以降はxEVのメーカー生産ベースでLiB容量を算出した。
※出所:(株)矢野経済研究所「車載用リチウムイオン電池世界市場に関する調査を実施(2022年)」2022年7月28日発表
ヨーロッパ・中国・韓国など世界各国では電気自動車(EV)のバッテリー製造工程の
自動化が確立され高い生産効率で製造されています。
一方、日本では手作業での製造工程を残すことも多く、ヨーロッパ・中国・韓国と比較し
電気自動車(EV)のバッテリー製造工程の自動化が進んでいない状況です。
推進しており、日本においてもそのソリューションを展開しています。
用語解説
環境に配慮した自動車が次々に誕生し、アルファベットの略式で呼ばれるものが増えました。
電気自動車はEVと呼ばれますが、このEVとは「Electric Vehicle」の略になります。最近では、HV、PHV、FCVと区別するために、BEV「Battery Electric Vehicle」と呼ばれることもあります。
以下、その一部をご紹介します。
・HV→Hybrid Vehicle
エンジンとモーターの二つの動力で走行
・PHV→Plug-in Hybrid Vehicle
外部電源から充電ができるハイブリッド車
・FCV→Fuel Cell Vehicle
燃料電池自動車を指し水素と酸素で発電し電力を供給
自動車向けバッテリーセミナー
ノードソン
自動車セミナー2024
~効率化・省人化と環境配慮を同時に実現する、
スマートな自動車製造工程とは?~
環境問題への具体的な対応が求められるようになった昨今、自動車製造工程において、各メーカーが選ぶ手段はますます多様化しています。また、人手不足解消や作業環境の改善のため、工場の省人化やデジタル活用も重要な課題となっています。
本オンラインセミナーでは、国内外の自動車業界のトレンドを踏まえ、自動車製造のスマート化のヒントとなるような、ノードソンの技術をご紹介します。
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無料配信
配信時間:70分
<二部制>
“自動車向けバッテリーセミナー”
主要サプライヤーはどのように
製造プロセスを効率化しているか世界のバッテリー製造の現状とともに精密塗布・加工による自動化技術を紹介いたします。
ゲストスピーカー:
国際自動車ジャーナリスト
清水 和夫 氏お申込みはこちら -
無料配信
配信時間:45分
“自動車向けバッテリーセミナー”
2液放熱剤の安定塗布塗布システムの特長とともに、放熱材塗布の自動化、安定塗布、メンテナンス性向上など2液放熱剤塗布・充填におけるソリューションを紹介いたします。
お申込みはこちら -
無料配信
配信時間:45分
“自動車向けバッテリーセミナー”
モジュール製造における
セルのフレーム固定
パック製造における
ガスケティング・シーリング各種接着剤の適切な塗布方法とともに、近年急速に高まるEVバッテリーへの需要に対応するために、自動化による生産性の向上と、生産コストの削減に関するソリューションを紹介いたします。
お申込みはこちら
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自動車向けバッテリー製造生産性の向上
バッテリー製造に関するノードソンの精密塗布ソリューションの概要紹介資料です。電気自動車等のバッテリー製造効率化をご検討の方はぜひご覧ください。
学習コンテンツ
ノードソンでは接着剤の塗布に関する知識を気軽に動画で学べる無料コンテンツをご用意しています
接着剤塗布は、様々な製品や部品の組み立てに欠かすことができない技術です。ノードソンのEラーニングでは基礎的な知識を以下のような項目に分けて分かりやすく解説しています。
- ①接着の基礎知識
- ②接着剤の種類
- ③接着剤の塗布技術