医療機器・医薬品/衛生製品向けアプリケーション

チューブ内の
コーティング

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進化する医療機器への液剤塗布技術とは
〜最新式のディスペンサーがカテーテル、ニードルやバイアルへの塗布効率を改善〜

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アプリケーションの概要

カテーテルなどのチューブ内に潤滑用シリコーンオイルを塗布する工程では、細いチューブの内側に微量のシリコーンオイルを塗布するなどの微細塗布が要求されます。

PICO XP ジェットシステム独自の自動調整キャリブレーションテクノロジーは、液剤ボディの公差の変動を制御して、バルブ間およびメンテナンス前後でディスペンスの再現性が変わらないよう維持します。これにより、段取り替え直後から安定的に微細塗布が可能となります。

ディスペンサー比較表

※横にスクロールできます

動作原理
動作イメージ
塗布スピード
（タクトタイム）
塗布安定性
ノズル先端からの
液だれ
メリット
手作業での使用

ジェットディスペンサー
（非接触式ディスペンサー）
常時加圧された液を
タペット※1で飛ばして塗布する
ジェット式

下降/上昇が不要、
タクトの大幅な短縮
◎
◎
◎
複雑な形状のワークも高速塗布
NG

接触式ディスペンサー
▶メカニカルバルブ
常時加圧された液を
シャフト※2のオンオフで
制御、塗布する
接触式

下降→塗布→上昇→移動
→下降→塗布→上昇・・・
〇
〇
〇
塗布精度向上、自動機組込み可
NG

接触式ディスペンサー
▶エアディスペンサー
都度シリンジへエア供給し
塗布する
接触式

下降→塗布→上昇→移動
→下降→塗布→上昇・・・
〇
△
△
コストが安い、手作業可
OK

ディスペンサーの特徴

PICO XP ジェットディスペンサー

非接触塗布により、塗布困難な場所に少量、高精度で塗布が可能。液剤のムダ削減、歩留まり向上に貢献
独自の自動調整キャリブレーション機能でバルブ間のジェッティングパフォーマンスを向上し、非常に高い塗布精度と再現性を実現

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チューブ内壁へのコーティング剤塗布

医療機器への接着剤、コーティング剤塗布の自動化技術｜ノードソン株式会社

ワーク3個への塗布動画。手作業では約20秒かかるところジェットディスペンサーでは約4秒で塗布が可能。
タクトタイムの大幅な短縮を実現。
液切れ良く飛ばして塗布するため、飛散なくワークの狙った箇所のみに塗布が可能。
塗布再現性が高いのも特長。